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資格にチャレンジ(2)

高島由美子さん 名古屋市男女平等参画推進センター指定管理者NPO参画プラネット スタッフ  

プロフィール
短大卒業後、化学品メーカー総務課に一般職として入社。営業経理を担当、8年あまり勤務したのち、第一子出産のため退社。
3年後、第二子を出産し、その後約10年間子育てに専念。二男の小学校入学を契機に、自分の社会参画を考え始める。愛知県男女共同参画チャレンジ支援事業「レッツ・チャレンジ!はじめの一歩〜多様なキャリアが社会を変える〜」(NPO法人ウイン女性企画、企画・運営)に参加し、講座に参加した事がきっかけとなり、名古屋市男女平等参画推進センタースタッフとして働き始める。PTA役員、子ども会役員など地域活動にも積極的に参加。平成18年4月より、名古屋市男女平等参画推進センター指定管理者となったNPO法人参画プラネットのスタッフとなる。

―あなたが、取得した資格は、何ですか?

Microsoft Office Specialist (Word)

Microsoft Office Specialist (Excel)

Microsoft Office Specialist Expert (Excel)


―なぜ、その資格を取ろうと思ったのですか?

パソコン技術の向上、特に仕事で会計業務を担当するにあたりExcelのスキルが必要だったためです。


―資格取得のために、どんな準備をしましたか?

再チャレンジ支援の施策に伴い、愛知県立名古屋高等技術専門学校に新設されたマザーズ・ビジネス科に3ヶ月半通学し、勉強しました。
自宅での勉強はなかなか時間がとれず、ほとんどしていません。そのかわり、学校の授業は子どもの発熱で休んだ2日間以外のすべてに出席し、授業に集中するようにしました。
さすがにexpertの試験1週間前は、自宅でも1日に2〜3時間ずつ勉強しました。「資格取得のために勉強をしている事」を家族に伝え、子どもには背中を見ていてくれるといいなという思いでした。多分分かってくれていたのではないかと思います。勉強中は静かにしていてくれました。

参考)

愛知県立名古屋高等技術専門学校マザーズ・ビジネス科は、出産・子育て等の理由により、職から遠ざかっていた方を対象にした職業訓練校です。資格を取得し、再就職に役立るためのプログラムとなっている。定員は20名。期間は4ヶ月間。
4月と10月の年2回が入校となっている。詳しくは、愛知県立名古屋高等技術専門学校のホームページでご覧いただけます。

http://www.nagoya-vti.ac.jp/index.html


―資格取得のためにかかった経費は、いくらでしたか?

愛知県立名古屋高等技術専門学校マザーズ・ビジネス科の授業料は無料でした。
テキスト代として、18,500円程度かかりました。

受験料は、以下の通りでした。
Microsoft Office Specialist (Word)−10,980円(2006年現在)
Microsoft Office Specialist (Excel)−10,980円(2006年現在)
Microsoft Office Specialist Expert (Excel)−12,390円(2006年現在)


―そのかかった経費に対して、「元は取れている」と思いますか?

受験料がかなり高いとは思うが、「元は取れている」と思います。


―これらの資格を取得して、良かったと思うことは何ですか?

すぐに今の仕事に活かす事ができました。また、今後、再就職をすることになっても自分の強みになると思います。

―これらの資格にチャレンジする後輩たちに一言どうぞ!

ハードルの高さは、現時点でのパソコンスキルによってかなり違うと思いますが、ほとんど初心者に近かった私でも何とか3ヶ月半で3つの資格を取得する事ができました。
履歴書に書ける資格が欲しい場合は、Specialistだけでもよく、わりと簡単に取れます。より仕事に役立てようと思う人は、少し大変だけどExpertまで取得する事がおすすめです。
頑張れば絶対取れます!


―ありがとうございました。


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