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資格にチャレンジ(3)

重原惇子さん
 NPO法人参画プラネット 常任理事  

プロフィール
大学卒業後企業に正社員として2年半勤務の後、結婚退職。夫の転勤に伴って大阪、広島で暮らし、その間に二児を出産。
名古屋に転勤後、市民活動に関わり始める。
結婚後、経験した職種は、以下の通り。
販売員、広告代理店営業、新聞配達、DMポスティング、起業(輸入業)、テレフォンマーケッター、高校非常勤講師、予備校教師、予備校進路アドバイザー、生涯学習講座講師、キャリアアドバイザー、モチベーションマスターなど。
現在は、予備校進路アドバイザーとして予備校に勤務する一方で、名古屋市男女平等参画推進センターつながれっとNAGOYA指定管理者 NPO法人参画プラネットの常任理事としてセンターの管理運営にも携わる。さらに、キャリアアドバイザー、モチベーションマスターの資格を活かし、カウンセリングや講演なども精力的に行っている。

―あなたが、取得した資格は、何ですか?

 @NPO法人女性と仕事研究所認定 キャリアアドバイザー
 
 A日本モチベーションマスター協会認定 モチベーションマスター


―なぜ、その資格を取ろうと思ったのですか?

予備校での進路指導やNPO活動でのキャリア支援を通じて、自分の人生経験を踏まえて若年層にアドバイスをすることが好きだと思いました。それを仕事にするために、体系的なキャリアサポート理論を学びたいと思ったので、資格を取ろう思いました。


―まず、キャリアアドバイザーについて具体的なことをお聞かせください。

―この資格を取得するためには、何が必要ですか?

NPO法人女性と仕事研究所の認定資格なので、この研究所指定のカリキュラム(ベーシック講座、アドバンス講座)の受講と資格試験合格が必要です。

NPO法人女性と仕事研究所 http://www.women-work.org/index.htm


―資格取得のために、どんな準備をしましたか?

「キャリアアドバイザー」「キャリアカウンセラー」など、同じような名称の資格が大変多いので、それぞれを比較、検討しました。

―資格取得のためにかかった経費は、いくらでしたか?

ベーシック講座受講料:45,000円、 アドバンス講座受講料:189,000円
受講経費(交通費、宿泊費など約50,000円)


―次にモチベーションマスターについて、具体的なことをお聞かせください。

―この資格を取得するためには、何が必要ですか?

日本モチベーションマスター協会の認定資格なので、この協会指定のカリキュラム(初級講座、中級講座、インターンシップ)の受講が必要です。


―資格取得のためにかかった経費は、いくらでしたか?

初級講座受講料:40,000円、中級講座受講料:100,000円


―これら二つの資格を取るためにかかった経費に対して、「元は取れている」と思いますか?

金額的にはともかく、元は取ったと思います。


―これらの資格を取得して、良かったと思うことは何ですか?

同じ職業を目指す仲間とのネットワークができたことです。
また、これらの資格取得を通じて学んだ理論やツールが、講師として関わるさまざまな講座の内容充実に役立ったことも良かったと思います。


―これらの資格にチャレンジする後輩たちに一言どうぞ

資格取得全般について一言。

国家資格が必要な職業以外は、どうしてその資格を取りたいのかをよく考えることが大切だと思います。その仕事をするにあたって、本当に資格が必要か、もし不可欠なら資格取得に必要な時間・経費などの情報収集、資格取得後に実際の需要があるのかという市場調査、投下資本をどのくらいの期間で回収できるのかという予測など冷静な判断も重要です。自分ひとりで考えないで、周囲のさまざまな人からの意見・情報もぜひ参考にしてほしいです。


―ありがとうございました。


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