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「夏の学校」応援企画

子育ては、人それぞれですが・・・・・

   

                              「いま子育て中の親子のために、必要なことは?
                        「子育て応援もは、なにがたいせつ?」
                         「わたしにできること、あるかな?」

                     応援したいあなたのために“親子”がいるのではなく、
                     “応援を必要とする親子”のためにあなたがいる。
                     子育て応援・・・・・基本の「き」から、はじめます。

講師:小森ひとみ

日時:6月3日(火)午後1時30分から3時30分
終了しました

会場:つながれっとNAGOYA セミナールーム1 
                         周辺地図
参加費:300円

託児:有り、実費負担(事前にお申込みください)


申込み・問合せ/NPO法人参画プラネット「夏の学校」事務局
TEL:052−249−7277  FAX:052−249−7278
メールでもお申込みいただけます。


主催/特定非営利活動法人参画プラネット
助成/独立行政法人福祉医療機構(子育て支援基金)

                 



報告

2008年6月3日(火曜日)開催 「子育て応援!きほんのき」

講師の小森ひとみさん
今回、講師としてお招きした小森ひとみさんは、
現在、NPO法人くすくすの理事として、
岐阜県域の子育て支援の現場で、さまざまな活動をすすめ、
かつ、4か月の「孫育て」の真っ最中でもあるという、
公私ともに子育て応援の実践家!という方。

2時間のセミナーでは、今の子育て中のお母さんたちの
切実な悩み、迷い、思いに触れながら、
それをとりまく人たちが、どのように関われるか、
様変わりしていく個々の子育てを、どのように応援できるのかを、
とても具体的に、そして楽しく伝えていただきました。

一番大切なのは、とにかくお母さんの声を「聴く」ことだとか。
(提案、助言、励ましなど、答えを提供することはぜったい、ダメ)
そしてお母さんが失っている子育てへの自信や、自己肯定力
(これが自己決定につながるもと)を、取り戻すこと。

情報社会の今、世の中にはさまざまな
「子育てにはこうしたら良い」「こうしなきゃ」があふれています。
母親だけに子育ての責任がのしかかっている現状は、
過去の歴史を振り返っても、今が一番深刻なのだそうです。
また、今や多くのお母さんは、自分が母親になるまで
乳幼児や子育ての実際にほとんど触れることなく、出産を迎える。

うんうん。わたしもそうだった。と、頷きながら話を伺いました。
核家族で、新しく慣れない土地での、子育ての始まり。
どこにつながったらいいのか分からず、なんとも孤独だった。
とにかく自分に共感してくれる人、
見通しをもって関わってくれる人を、痛いくらい求めていたっけ。
・・・そんな、自分の子育て初期を思い出し、
思わず、胸が痛くなる瞬間もありました。

参加者の皆さんも、それぞれに自分と照らし合わせて共感したり、
あるいは今の子育て事情に驚き、絶句したり(←特に、男性参加者)。
しかし「支援」って、要は共感からはじまるもの。
それから、その人自身の選択と力を、そっと支えるためのもの。
「支援者は、上から見下ろして支援をするのではない。あくまで黒子」
とおっしゃった言葉が印象的でした。

さて、今後はこのセミナーでの学びを大切にしながら、
この夏開講する「子育てママのための夏の学校」へと
事業を展開してまいります。
託児付きで、お母さんたちが一人の時間を持ち、
同じ子育て仲間とともに「読み聞かせ」「自己表現」「ブログ作成」を
それぞれ、4日間コースで学ぶ講座。
講師は、子育て応援に関心を持つ、団塊世代がつとめます。
各日の終了後には、毎回ランチ交流会(実費負担)もあり、
食育コーディネーターが作ったランチを囲んでの時間もあります。
もうすぐ、ご案内のチラシも出来ますので、どうぞお楽しみに。
                                (中村奈津子)

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