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DV被害者のための「暮らし復興」プロジェクト
(公益信託愛・地球博開催地域社会貢献活動基金(あいちモリコロ基金)助成事業)


【活動の目的】

@地域の人的資源―女性たちの活躍
多様かつ複雑化している社会状況の下、暮らしに根付いた視点から社会的な課題を見直すことが重要となってきました。こうした状況をふまえ、地域で暮らす女性たちの活動に注目が集まっています。子育て、介護、まちづくりといった分野で、社会的な視点をもって活躍する女性たちは地域の重要な人的資源として位置づけられ、その存在への期待も高まっています。女性の活躍は、地域の活性化やまちづくりには必須といえます。

A負荷をもった女性たち―DV被害女性の存在
地域で活躍する女性たちが増加する一方で、未だに負荷を負った女性たちの存在があります。たとえば、DV(ドメスティック・バイオレンス)被害女性の存在です。2007年4月の内閣府調査によると、33.2%の女性―3人に1人の女性―が何らかの形でDVの被害を受けており、共に暮らす子どもたちへの影響も大きいといわれています。
こうした状況から、国は「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」(DV法)を施行し、DVが犯罪行為も含む人権侵害であることを明確にしました。その結果、被害女性のための相談窓口設置や緊急時の保護といった支援体制は整いつつあります。一方、被害女性が暴力から逃れ、暮らしの自立を目指し生活再建をするための支援体制(特に、就労支援)は、未だ整っていない状況です。新たな社会的課題として、被害女性が安全に生活を再建できることが重要となっています。


B「暮らし復興」プロジェクト―支援から活躍へ
生活再建のためには、DV被害女性が就労し、生活を安定させることが第一の課題となってきます。「DV被害女性のための「暮らし復興」プロジェクト」は、DV被害女性が、安心して就労できるような仕組みづくりを企業や自治体を巻き込んで展開することを目的とします。さらに、その女性たちが地域で活躍できるような支援も視野にもち、地域の活性化へとつなげていきます。
本プロジェクトは、企業や自治体とも協働しつつ、複数年(3年間)の長い期間でプロジェクトを展開します。


具体的な事業】
初年度
@DV被害女性の現状を知る「暮らし復興調査」をします。
ADV被害女性のための「暮らし復興支援プログラム」を実施します。
BDV被害女性と企業・自治体との「暮らし復興フォーラム」を実施します。

2・3年次は、企業や自治体と協働しつつ、@心で安全な暮らしづくり、A就労のマッチング、B地域とのつながりづくりと展開し、DV被害女性たちが活躍できる社会を構築します。


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